蔵王山水苑に暮らす

好きな事をやりたい時にできる開放感。創作意欲は蔵王の自然が盛りたててくれます。

「俺の住むところはここだ。偶然の中から購入を即決。」

蔵王山水苑に住まわれてから17年、共にここへやってきた愛犬も17歳になりました。Y様ご夫妻と共に暮らした愛犬の歴史は、そのまま蔵王での歴史に繋がっています。大手メーカーを退職されてから、ご自身の貴重な経験を広く伝えるべく、企業の技術指導や講演会など様々な活動を行う傍ら、ステンドグラス工芸の製作をするなど、ご夫妻の生活も大きく変化しています。
「暖かい浜松育ちの私には、ここまでハッキリした季節を感じたことが無かったんですね。蔵王はその季節がハッキリと感じられるし、大好きな雪もある。」所用でこの地を訪れた際に、偶然山水苑を見かけ「俺の住むところはここだ。」と即決したというご主人。「も〜、私はビックリよね〜。」とその当時の急な出来事を奥様は振り返られています。

「しなければいけないこと。が増えると何かを犠牲にしなくてはいけないでしょう?」

大手自動車メーカーのエンジニアとして活躍され、様々な技術を世に送り出してきたご主人は、その後ご自身の安らぎの生活と躍進の拠点をこの山水苑に求めました。創作活動も「しなければいけない事、が増えると無理がかかるし、何かを犠牲にしなくてはいけないでしょう?それは企業の中で充分にやってきました。使命感に燃えてね。」とご自身の今の心境、ここに住まわれる理由をお話ししながら、ステンドグラスを選ばれた理由をこう話します。「趣味とは、仲間にも天候にも左右されず、時間に関係なく楽しめるもの。でないと本当に好きで続けられるものではないと思いますよ。」好きで蔵王に住まい、しなければいけない事、が無い自然な環境の中で好きなものづくりを続ける。これこそが別荘ライフの醍醐味なのかもしれません。

共に連れ添った愛犬と一緒に記念撮影。

ここで生まれた愛犬も、今年で16歳になりました。

完成した作品に初めて光を通す時が一番楽しいというご主人。