蔵王山水苑に暮らす

自然に逆らわずに

昨年の10月に埼玉県浦和市より引っ越してまいりました。土地を購入したのが今から13年前で本の軽い気持ちからでした。購入後ほぼ毎年、5月の桃、梨、りんごの花がいっせいに咲く頃「「蔵王ぱる」さんにお世話になって、お花見をして、自分の土地で記念撮影をしていました。

3人の息子が次々に独立を契機に私達も元気なうちに新しい世界を広げようと思い、平成11年5月の末に計画、サラリーマンとして定年までとは思いましたが、7月に退社、浦和の家も売却してきた次第です。建物は家内の希望で「蔵王をイメージした外観」を取り入れ、次男の嫁が一級建築士という事もあり設計監理を任せました。

又、玄関前とベランダには彫刻家の次男のオブジェを配置してみました。出来ばえは上々で、特に浴室、山並みを一望する眺望の良さ、浴槽も又蔵王を意識して扇型にした。こだわりの湯船に身を沈め、雪見風呂をしゃれこむのが気に入ったし、又何と贅沢などとしばしば思う。又家内も日に3〜5回の入浴の温泉三昧。

私は苑内を夕方3km〜7kmの3コースを設定して、ジョギングしながら途中"星空の湯"で夕焼けに染まる蔵王を眺め、手足を思いっきり伸ばし、「何という幸せな事か」と思いひたる・・・。これが私の日課の一つです。

今は露天風呂を通じて苑内の方々とお話ができるお仲間さんが徐々に増えております。お陰様でここでも新しい世界がぐんぐん広がっていくようです。新入りですが、よろしくお願いします。