旬の食材で花見気分 宮城・大河原の14店が弁当発売

宮城県大河原町の飲食14店舗が4月中、それぞれ独自にメニューを考案した期間限定の「さくら弁当」を予約販売している。新型コロナウイルスの影響で花見も自粛が求められる中、春の彩りメニューを提供することで花見気分を味わってもらう。
 地元の食材を使ったメニューが特徴で、価格は500〜1200円。事前予約が必要。総菜店「ごっつぉうさん」は春の味覚のアサリを入れた炊き込みご飯を考案した。店主の小畑美枝子さん(62)は「コロナ下で花見も難しい状況。弁当で春の雰囲気を感じてほしい」と話した。
 桜の名所「一目千本桜」で知られる同町では例年、開花時期に桜まつりが開かれ、町内の飲食店が会場の白石川河川敷で特製弁当を販売していたが、今年も新型コロナ感染拡大でまつりは中止。さくら弁当は売り上げ減少に悩む飲食店を支援しようと、町などが企画した。町のホームページに各店舗の弁当と連絡先が掲載されている。
 店舗は次の通り。
なだまん、ララ・さくら、さくら家、あい八、フローラキッチン、やきとり大吉大河原店、ごっつぉうさん、酒どころ40/60、ぶざん、一歩・一歩、大ひょう、けん大河原店、いい湯、ぷるぷる
山水苑日記 | 2021.04.08 08:00
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