東北道・菅生PA近くにホテル建設 蔵王リース、小学校跡地取得し28年営業目指す

宮城県村田町は8日、建設機械レンタルの蔵王リース(名取市)が同町菅生の村田四小跡地に、宿泊施設「コーラスホテル菅生(仮称)」を建設・運営すると発表し、同社と立地協定を締結した。町は来年の町議会3月定例会に跡地売却の議案を提出。可決されれば同社は来年4月に着工し、2028年の営業開始を目指す。

35人新規雇用
 計画によると、面積約1万7150平方メートルの学校跡地に、6〜8階建てのホテル1棟(延べ床面積約3000平方メートル)を建設。客室は約120室を確保する。

 新規雇用は約35人を予定し、立地協定に町民の優先雇用などを盛り込んだ。現時点で土地代や校舎解体費は未定。ホテルの整備費は約13億円を見込む。村田四小は11年3月に閉校した。

 建設予定地は、東北自動車道菅生パーキングエリア(PA)から約150メートルに立地する。PAでは23年3月の利用開始に向け、菅生スマートインターチェンジ(IC)の整備が進む。同社はビジネスや観光の利用客のほか、近隣のスポーツランドSUGO関係者や観客の宿泊需要に期待する。
山水苑日記 | 2022.09.13 08:00
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