蔵王町の魅力発信

川島教授ら3人観光大使
 蔵王町は、地域の観光振興などを目的とした広告塔として、東北大教授の川島隆太さん、同町の水彩画家加川広重さん、シンガーソングライター幹(miki)さんの3人に町観光大使を委嘱した。任期は3年間。
 任務は日常の活動を通じた町のPRや情報発信、町の事業やイベントの参加など。町役場で16日にあった委嘱状交付式では、村上英人町長が地元遠刈田系の伝統こけしや蔵王チーズのセットを3人に手渡した。
 講演会をきっかけに大使就任の打診があった川島さんは町を月1、2度訪れるといい「野菜を買ったり、温泉に漬かったりと満喫している。消費者の代表として魅力を発信する」とあいさつした。
 町内で絵画展などを開く加川さんは「自然の美しさの中でも特に田園風景が好き。観光だけでなく、移住を勧めるようなPRをしたい」と語った。幹さんは「今まで自称観光大使として活動していた。今後は町公認の大使として、音楽を通じて地域の良さを伝えていく」と誓った。

河北新聞掲載

山水苑日記 | 2024.05.23 11:12
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