卵の出前いたします 予想以上の注文「地域立脚の大事さ実感」

宮城県白石市の養鶏業「竹鶏ファーム」が、鶏卵を宅配するサービス「出前たまご」に取り組んでいる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出自粛や飲食店の休業、時短営業が続く中、卵を使う栄養バランスの取れた食生活を呼び掛け、需要回復を目指す。

 濃厚なうま味とコクが特長という「竹鶏たまご」を通常より安価な30個入り1箱1000円で届ける。仙台市と県南4市9町を対象エリアに、月曜は白石市と七ケ宿町、土曜は仙台市の青葉区と宮城野区など日曜を除く曜日別に配達先を設定している。
 外食や菓子原料など業務用の注文が3月以降減り続け、打開策の一環で4月中旬に宅配を始めた。
 「これまでは業務用に力を入れてきたが、宅配では地元のお客さんから予想以上の注文をもらっている。地域に根差す大事さを感じた」と常務の志村竜生さん(34)。兄で専務の竜海さん(36)は「配達先で直接ニーズを聞くことができる。顔が見える関係を築けるのがいい」と話す。
 同社サイトか電話、ファクスで注文を受け付け。受注の2日後以降に届ける。連絡先は(0120)052917。
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202005/20200523_12019.html
山水苑日記 | 2020.05.23 08:00 | コメント(0)
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