11月5日は『津波防災の日』・『世界津波の日』です。嘉永7年11月5日、紀伊半島から四国沖を震源としたマグニチュード8.4と推定される安政南海地震が発生。南海トラフ(海溝よりも溝が浅く幅の広い海底溝状地形の一種で「海盆」とも呼ばれる。)沿いで発生した大地震の影響で大津波が沿岸部を襲い、一部地域では数km離れた内陸まで達したそうです。
紀伊国広村の濱口梧陵氏が、稲わらに火をつけて暗闇の中で逃げ遅れていた人たちを高台に避難させ命を救い、村民のために尽力したとの逸話が残っており、この逸話を元に、作家の小泉八雲氏が『生き神様』という物語を執筆したそうです。
後に、中井常蔵氏が小学生向けに再話した『稲むらの火』が教科書に掲載されたことにちなんで、津波対策の推進に関する法律にて訓戒の念とともに『津波防災の日』が制定されたそうです。後に、日本の提唱を受け、上記エピソードを知った国連が、同じ理由から『世界津波の日』が制定されたそうです。
蔵王町は内陸にあるため津波はどこか他所の災害という感じが否めませんが、平成23年3月11日に発生した東日本大震災による宮城県を含む三陸沿岸部の甚大な津波被害は記憶に新しく、またいつ起こるか分からない災害に備える必要性、災害時に自らの命は自ら守りできるだけ高いところに、振り向かずに逃げなさいという『てんでんこ』を胸に、災害に合わない、災害時にしっか対応できるよう心掛けたいと思います。



