”薫重”(くんじゅう)

今まで多くの講演会に出席してきました。有名な講師、自分が興味を持っている題名の講話、期待通りの講演は意外と少ないのは私だけだろうか?
「人間だもの」の作者、相田みつを先生の講話を昭和62年に秋田市で聴くことが出来ました。忘却曲線では1000日で99%忘れると言われていますが今でも先生の話が思い出します。
その中の一つに”薫重”(くんじゅう)という言葉があります。
霧雨の山の中を蓑(みの・昔の雨具)を纏い(まとい)歩き続けると、蓑はゆっくり、ずっしりと重くなる。蓑が霧雨に触れ時間をかけて中まで濡れていく状態のことを”薫重”(くんじゅう)と言うそうです。
家風・校風・社風は家訓・校則・社訓を基に日頃の行いが時間をかけ出来上がるものと思います。
桜宮高校の事件についてみると、暴力を許していた環境も校風の一部と思われます。
橋本市長が大鉈を振るい教育環境を改革しようとしているのは、大賛成です。
今現在の我家の家風・当社の社風は如何だろうか?
少し時間を掛けて話合い・考えてみたいと思います。
山水苑日記 | 2013.02.17 11:03 | コメント(0)
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