真田から片倉に・・・

其の五 真田から片倉に・・・
1640年、真田守信はめでたく蔵米300石取りの家臣として伊達家に召し抱えられました。
長い間途絶えていた、真田幸村公の血筋と家柄が復活することになったのです!
ところが、守信が召し抱えられてすぐ、徳川家から、守信の家系を調べるようにと命令がありました。
どうやら『真田守信は、本当は幸村の息子、真田大八なんじゃないか?徳川家の目を盗んで、大罪人の真田幸村の家柄を復活させようとしているんじゃないか?』と徳川家から疑われてしまったようです。
徳川家の疑いを晴らすため、守信は、せっつかく名乗った『真田』の名字を、子どもの時代の『片倉』に戻すことになったのです。
山水苑日記 | 2010.11.28 11:39
蔵王山水苑のホームへ
情報誌「やまぼうし」