地域福祉ネットワーク

官民協働・地域福祉ネットワークって知ってますか?

おはようございます!今日の蔵王はスッキリと晴れ!大変爽やかな秋晴れになってます。
お月見だった一昨日の夜、「官民協働・地域福祉ネットワーク」の地区懇談会に参加してきました。山水苑のある遠刈田温泉小妻坂地区にお住まいの方から、そのネットワークの存在を教えられ、参加を勧められての突然の出席でした。
以前から高齢者に対する地域福祉のあり方に関心のあった私は、夕方なんとか仕事を片付け、19時の会に少し遅刻して出席しました。会場である公民館に向う途中の車の中で(どんな懇談会なのかなあ・・突然参加して受け入れられるものだろうか?)などと少し不安を感じながら運転していた私。会場に着くと、窓からこぼれてくる声は思っていたよりも、明るくて大きな声、そしてたくさんの拍手。少し安堵しながら公民館に入った私を不思議そうに見る皆様の目に迎えられ「遅れてすいません」と言って空いている席に座りました。
会の会長の小林碧(みどり)さんの挨拶が終わると講師に招かれていた「宮城県仙南保健福祉事務所」の本間さんの地域福祉の現状とこれから求められることなどが、話されました。私なりの結論から先に言わせて貰うとこれからの地域福祉に求められことは、やはり地域の原点に戻ること。つまり昔日本が持っていた、地域の当たり前の繋がり、還って言えば(お互い様の精神)を我々が取り戻すことに尽きるんだと思います。それがベースにないと、どんな国の施策も、これからの国民にとっては大きな負担になって圧し掛かってくるのかなあと感じました。介護の問題、子育ての問題、これらはひとまとめにして解決してかなければならない問題であり、またしていける問題だと思います。その一番の近道が(お互い様の精神)なんだと私は確信して帰ってきました。
我が蔵王山水苑も開発から34年。住民の皆様もだいぶお年を召された方も目立つようになりました。この方たちが、今後も安心して蔵王に住み続けられる体制を作っていくのもこれからの山水苑に求められている、待ったなしの問題だと我々も考えております。その体制作りにはやはり官の力よりも住民の力が欠かせないのかなと思ってます。ですから今後は「官民協働・地域福祉ネットワーク」とも協調しながら、地域が抱える問題と(この問題を山水苑の問題と捉えて)向かい合っていけたらと思っています。
懇談会の帰り道「きれいに浮かぶ中秋の名月」を眺めながら、そんなことを考えました。そして少しでも私個人にできることはして行こうと考えたら少しだけ温かい気持ちになりました(~_~;)
官民協働地域福祉ネットワーク蔵王'http://www.pref.miyagi.jp/sn-hohuku/kikaku/support/zao_01.pdf#search='
山水苑日記 | 2007.09.27 09:58
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情報誌「やまぼうし」