土筆(つくし)

おはようございます。今朝の蔵王は曇、花見の時期だけに勿体ないなあと思います。
船岡の「一目千本桜」も今が満開で一番の見頃だそうです。週末ということもあり、混雑していると思いますので、花見に行かれる方は、気をつけて運転してください。
さて本日の話題は「つくし」土の筆と書いてつくしです。この土筆は食べられることでも知られていますが、生薬にも用いられることもあるようですよ!
それを本日は紹介してみます。栄養茎の全草を乾燥させたものは生薬名を問荊(もんけい)といい利尿作用がある。
花粉症対策としての土筆の効能にも最近注目が集まっていて、「土筆を調理して食べたところ症状がピタリと止まった」という記事が2006年2月6日の「朝日新聞」で紹介されています。この記事によると、土筆のエキスを用いた飴「つくし飴」の開発時に「日本大学産官学連携知財センター(略称:NUBIC=ニュービック)」が行ったモニター調査で全体の6割の(花粉症の)症状が改善された。生薬としてのスギナの効用は古くから伝承されていたが、土筆の効能が明らかになったのは珍しいということです。
私は花粉症なのでこの話は大変な朗報なのですが、土筆の新たな可能性ですよね。根がたくさん伸びて除草が大変な雑草としても知られている土筆ですが、こういう話を聞いてみると、その無限の可能性に親しみが湧くのは私だけでしょうか(~_~;)
山水苑日記 | 2008.04.13 10:27
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