山水苑の野鳥

百舌鳥(もず)

苑内でよく見られる野鳥にモズがいます。小さくてカワイイ鳥なのですが、実は「小型の猛禽」と言われるくらいに気性も激しく、クチバシもカギ型に曲がり近くで見るとなかなか精悍な鳥です。
習性も珍しく、よく言う「モズの早贄(はやにえ)」と言って捕まえた獲物を木の枝などに刺して保存食(?)にする習性を持っているようです。その他にも他の鳥の鳴き声を真似たり実にオモシロイ鳥ですよ(●^o^●)そして何よりも一夫一婦制の習性の持ち主で、時に他の鳥の雛も大事に育てるそうです。う〜ん・・私もモズに見習わないとなあ(~_~;)皆様も探してみてはいかがですか?
(写真提供苑内横井様)写真はオス
山水苑日記 | 2007.04.19 09:13

コメントリスト

  • うたうたいさん

    万葉集に百舌鳥を詠んだ詩があります。
    秋の野の尾花が末に鳴くもずの声聞きけむか片聞我妹
    家で待つ妻を百舌鳥に例えて詠んだ寂しい詩です。
    昔から百舌鳥の高鳴きを寂しいもの、何かの叫びのように捉えていたようです。私にもそう聞こえます。まぁ、威嚇ですので当たり前と言えば当たり前ですが。普段は綺麗な声ですよね。

    2007.04.19 12:07
  • 管理事務所からの回答さん

    万葉集の時代から常に日本人の身近にいる鳥だったんですね!そういった歴史を超えて、今でも山水苑では身近な鳥・・何かとてもロマンを感じますねえ(*^_^*)コメントありがとうございますm(__)m

    2007.04.19 19:02
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