カメバチの巣

カメバチとは東北地方では黄色スズメバチのことをいい 家屋の軒下や木の枝などに縞模様のきれいな模様の甕形の巣を作ります。夏から秋にかけ活発に活動して巣を拡大していきます。攻撃性のつよいハチで自分の縄張りに侵入するもの特に黒色で動くものに対してはすぐに攻撃を始めます。木の葉の落ちてしまった今頃になると木の枝に作られた巣は見つけやすくなりますがハチはいません。冬になると女王蜂は朽木等の中に入り越冬して翌年春から巣作りをはじめ夏から秋頃には大きな巣となり次世代の準備最盛期となります。オスは越冬することができません。春先になり家の周辺でスズメバチを見つけたら生垣、家屋の軒下、床下、天井裏への出入り口等を、気を付けて観察して巣の発見に努め大きな巣にならないうちに駆除しましょう。

山水苑日記 | 2008.12.19 09:21
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情報誌「やまぼうし」