今日から師走!

カニとウナギの伝説

おはようございます!今日からいよいよ12月、早いもので今年も残すところあと僅か1ヶ月になってしまいました。本格的に忘年会の季節になりますが、飲みすぎ食べすぎには気をつけたいものですね!そうは言っても自分のペースで動けないのがこの季節、「師も走る」と書くこの12月は昔から「偉いお師匠様」ですら、自分のペースでは動けずに、忙しくて走り回るそんな季節だったのでしょう。
私も昨夜はある忘年会に出席してきました。場所は遠刈田温泉郷のある旅館でやったのですが、そこで料理を食べながら、ふと割箸の入れ物を見ると、この遠刈田温泉にちなむ伝説が書いてありました。それが面白かったのでここでご紹介いたします。
昔々「蔵王不動滝」に大ウナギが住んでいました。その大ウナギが、同じく「蔵王三階滝」の主の大ガニと覇権を争って、壮絶な争いをしたそうです。もちろん!勝ったのはカニ、哀れ大ウナギは三つにちょん切られその体は川を流れて行ってしまったそうです。その頭の部分が今の「青根温泉」に、胴体は蛾々温泉に、そして尻尾の部分がこの遠刈田にそれぞれ流れ着いたそうです。それ以来尻尾の薬効により、遠刈田温泉は足腰に効くようになったそうです。蔵王町には昔から、こんな伝説があるようです。もちろん、我々「蔵王山水苑」が位置するところは、遠刈田温泉です。ですから、足腰にはとても良い温泉なんですよ。そんな古の伝説に思いを馳せながら、露天風呂に浸かるというのも良いですね。
山水苑日記 | 2007.12.01 07:58
蔵王山水苑のホームへ
情報誌「やまぼうし」