サンショウクイ
おはようございます!ゴールデンウィーク明けの蔵王は抜けるような青空!休み明けで疲れがたまっている方も多いのではないでしょうか。蔵王山水苑はゴールデンウィークで大変賑わっていたのが、嘘のように静まり返っています。事務所でこの日記を書いている間、通常に戻った苑内からウグイスの声が聞こえてきます。
ウグイスも連休中は余暇を楽しんでいたのか、それとも私が忙しくて、それどころではなかったのか・・分かりませんが、とにかくしばらくの間声を聞いていませんでした。
さて本日の話題は、同じ野鳥ではありますが、ウグイスではありません。今日ご紹介するのは「サンショウクイ」という鳥です。
この「サンショウクイ」は主に関東地方で見られ、東北地方で見かけるのは珍しい夏鳥だと言うことです。この珍しい名前の由来はこの鳥が山椒の芽が出る4月下旬から5月上旬の間に見られ、その鳴き声が「ひりりん、ひりりん」と辛いもの(山椒)を食べた時に出すような声で鳴くことから来ているようです。本当かなあ・・と疑いたくなるような由来ですが、この鳥が「山椒食い」と呼ばれているのは事実です。
木に長く止まっていることがなく、鳴き声は聞こえても、姿を見ることはなかなか出来ない鳥だと言うことなので、ぜひご覧になってみて下さい!
さあ連休明けお仕事の方も、そうじゃない方も気持ちを入れ替えて頑張りましょう!
(細身で精悍な感じの鳥です)